野鳥別資料・ツバメ
食べ物†
ヒナの食べ物†
野生の場合†
- 小型の有翅昆虫:トンボ、ミツバチ、アブ、ハエ、メイガ、ヨコバイ、カゲロウ、蚊、シロアリ、ゴミムシなど
保護の場合†
- 基本食:すり餌7分に青菜類を混ぜたもの
- 補助食:ゆでタマゴすり潰し
ミルワーム(栄養改善したもの)
その他ペットショップで買える虫(ハニーワーム、デュビア、コオロギなど)
※虫には小松菜、人参、かぼちゃ、蒸かしたサツマイモなどを給餌して栄養を改善する。
※必ずビタミン・ミネラル剤を与える。
一番良いのは自然にいる生きた虫です。出来るだけ与えましょう。
自然の虫ではバッタも与えて良い。青虫も可。(ミツバチ、アブは危険なので殺してから)
参考になるサイト†
- つばめの飼育日誌(あきこさんのサイト)
- つばめ専用の駆け込み掲示板があります。
つばめの掲示板
- つばめさん日記(南斗遊星さんのサイト)
- 下の方に「ツバメさん日記」があります。
- 簡易巣(仮巣)
- 巣が落ちた時の対処法がありますので参考にして下さい。
- ツバメ観察全国ネットワーク
- 「つばめ図鑑」や「質問箱」などツバメに関する資料満載です。
NPO法人バードリサーチ調べ
つばめの集団ねぐらマップ2006年度版
近畿つばめの集団ねぐらマップ2007年度版
情報募集中†
ツバメの情報を募集しています。
情報募集ページ
ヒナの写真†
ツバメ†
一番一般的に見られるツバメ。
民家の軒先、駅やサービスエリアなど人の出入りが多い場所におわん型の巣を作る。
数個~十数個の巣があつまったコロニーを形成する事もある。
渡りが近付く8月ころから河川敷やため池などの葦原に数百~数万羽の集団ねぐらを作る。
九州の一部地域(鹿児島、宮崎など)では越冬するものもある。
- 孵化後間もないヒナ
特徴:口の中が黄色い。孵化したときからホワホワした産毛らしきモノが生えている。
- 巣内ヒナ
特徴:成羽が生え揃うが産毛が残っている。
- 巣立ちヒナ
特徴:産毛は無くなる。尾羽根が短く、額と喉は薄いベージュ色をしている。
イワツバメ†
学校やホテルなどの施設、コンクリートの橋脚の下などに集団で営巣する事が多い。
数十個の巣が集まる大営巣地もある。巣の形状はおわん型だが、高い場所にあることが
多く、上部が建物の屋根に接しているため、巣の中を覗くのは困難。
高山で繁殖する事もあり、本来岩場や崖地で繁殖する鳥である。
成鳥は比較的低温にも耐えられ越冬例も多いが、大群を作らないので発見は困難。
尚、夏季もツバメのような大群のねぐらは作らないが、ツバメのねぐらでツバメに
混じって観察されることもある。
- イワツバメの巣内ヒナ
特徴:喉や顔が赤くなく、体の下面(お腹側)と腰の羽毛は白い。足指まで羽毛が生えている
- イワツバメの巣立ちヒナ
特徴:ツバメより足指の掴む力が弱い。ツバメより小型。
とまり木(電線)よりも壁面にある台で休む事を好むため、保護の場合も写真のような厚みの
あるとまり木を設置すると良い。
コシアカツバメ†
民家の玄関先の天井などに、とっくりを縦半分に割ったような形の巣を作る。
営巣は集団で行われる事が多いが、イワツバメほど巣は近接していない。
ねぐらは形成せず、巣で夜を過ごす事が多い。ツバメのねぐらでコシアカツバメが
観察される事はごく稀にあるが、あまりない。
- コシアカツバメの巣内ヒナ
特徴:成鳥とおなじく、体の下面(腹側)は白く、まばらな縦斑がある。側頭部、腰が
オレンジに近い赤茶色をしている。
- コシアカツバメの巣
成鳥の写真†
ツバメ†
特徴:翼と背中は光沢をもった黒、腹は白く、額と喉は濃い赤~海老茶色。
尾羽根の両端が長い「燕尾」型をしているのは1歳以上の成鳥。
イワツバメ†
特徴:ツバメより小さく大体スズメ大。尾羽根は深いV字型ではなく、ほぼバチ型をしている。
体の下面(腹側)は白く、足指にまで白い羽毛が生えている。上面は腰の部分が白い。
上昇気流にのって上空を滑るように飛ぶが、風のないところで飛び立つのが苦手。
コシアカツバメ†
特徴:ツバメとほぼ同じ大きさで、ツバメ同様尾羽根の外側の羽が長い燕尾型をしている。
体の下面(腹側)は白く、まばらな縦斑がある。側頭部、腰はオレンジに近い赤茶色。
コメント†