寒い(具合が悪い)†
- 体中の羽を膨らませ、じっとうずくまる
健康な鳥さんが眠る時も同じポーズすることがありますが、
日中もうずくまってばかりいるなら体調が悪いサインです。
保温する事で回復する場合もありますが、
この時点で野鳥を診てもらえる獣医さんを探しておく事をおススメします。
下水に落ちて保護されたシジュウカラヒナ。膨羽しているとこのように
まん丸に見えます。
- 上を向いて眠っている
気道を確保するために上を向いているのかもしれません。
羽を膨らませた状態で上を向いて寝ている時は専門家に相談しましょう。
- 横になって寝ている
ヒナ、成鳥に限らず写真のように横たわる状態の時は、かなり弱ってしまっています。
すぐに「補液を与える」「保温する」などの「救急処置」をし、急いで専門家に診てもらいましょう。
(写真のスズメちゃんは日光浴中、たまたまこんなポーズになっただけです。
本当は具合が悪い訳ではありませんので参考写真として見てください^^;)
- 口を開けたままになる
写真のように翼を体から離すポーズになったら、さらに暑いというサインです。
フンの様子†
- 巣内ヒナの健康なフン
写真はツバメのフンです。表面の白っぽい膜状の部分が尿です。
巣立ち前の幼いヒナのフンは親鳥が咥えて運び出すためこのように大きく形がしっかりしています。
成長して巣立ったり巣の外にフンをする頃になると、フンは小さくなり、形は崩れてきます。
- 補液を与えた場合のフン
補液を与えた場合このように水が多くなります。(ティッシュに吸収されている部分)
フンの形がありますので下痢ではありませんが、補液を与えすぎると下痢をすることがあります。
すり餌を与えているのに写真のような水っぽい糞をする時は、すり餌の水分を控えてみてください。
冷たいエサもお腹に負担がかかり、糞が水っぽくなることがあります。
補液もすり餌も「人肌より少し温かめ」になっているかチェックしてください。
気温が低い場合もお腹が冷えて、水分多めの糞になることがあります。保温の温度を上げてみてください。
水っぽい糞が続くときは「水分」「温度」をチェックです。
また、エサが少ないと白い部分の多い糞になります。
下記のページを参考にしてください↓
「糞(フン)のチェックと始末」
「フンについて」(すずめSOS)
コメント†